◯PCS01:チャーミング屋上(昼・曇)街を見下ろすチェネレントラ。歌を口ずさんでいる。
ふと思い立ち、懐から写真を取り出すと、ライターで火をつけ燃やす。エネレン「黄昏の朝」
エネレン「僕は佇む」
エネレン「一人、楽園の外で」
エネレン「自分が、壊した世界を背に思う」
エネレン「今は、もう帰り得ぬ日々を」
[VOON] /Users/238undieu/Desktop/PCS01(素材)エネレン「ん・・・?(空を見上げて)」
エネレン「凄い、雲」
エネレン「一雨・・・来る?」
エネレン「カッペンの準備を、しなきゃ」
エネレン「・・・あ(懐の写真に気づく)」
写真を取り出す。エネレン「ごめんね、チェチェ」
エネレン「私、パルコにさ・・・」
エネレン「撫でなでして、褒めて貰いたいの」
エネレン「・・・」
エネレン「なんてね、そんなの嘘」
エネレン「いやらしいんだ、チェネレントラは」
エネレン「あの逞しい腕、精悍な顔立ち佇まい」
エネレン「沸き立つような香しい、老父の匂い」
エネレン「全てが私の命以上に、ああ愛おしい」
エネレン「だって」
エネレン「私を拾ってくれた義父さんだもの」
エネレン「何千回だって、犯されて構わない」
エネレン「寧ろ、抱き締められたまま」
エネレン「そのまま殺されたっていい」
エネレン「ね」
エネレン「あなただって」
エネレン「いざとなったら男を取るでしょ」
エネレン「あたしたち、同じ穴を持った雌だもの」
エネレン「ご褒美頂戴・・・当然よ」
>◯PCS02:コンスタンツァ市街(昼・雨)
雑踏と雨音の中、俯きながら歩くチェチェ。
過去を振り返りながら、覚悟と共に独白する。現在作曲中につき楽曲イメージ:
http://www.youtube.com/watch?v=xB5HWe12hlI&feature=channel_pageチェチェ「孤児院を出た時から、迫られ続けた只二択」
チェチェ「人を壊すか、大人共の玩具になるか」
チェチェ「愛される、ってな。そんな事」
チェチェ「後者は兎も角、前者」
チェチェ「壊す事で・・・あなたに喜んでもらえないなら」
チェチェ「だとしたら、それは」
チェチェ「ボクの愛され方そのものが間違ってた、って事」
チェチェ「うん」
チェチェ「いいや」
チェチェ「じゃあ」
チェチェ「それで」
チェチェ「どうにもなんないし」
チェチェ「どうしようもないし」
チェチェ「つまるところ」
チェチェ「彼がどう思おうが」
チェチェ「彼にどう思われようが」
チェチェ「んなこた別に、どうだっていい」
チェチェ「彼が生き残る・・・それが先ず重要なんだ」
チェチェ「ほんのちょっとの悪戯を、遮ってボクを抱締め」
チェチェ「きっといつも通り、ジンロウは微笑んでくれる」
チェチェ「そして、その時こそ、テユベスク」
チェチェ「心から愛していると、ボクは伝えよう」
チェチェ「今は只、とりあえず」
チェチェ「目の前のジャマ虫だけを、さっさととっとと駆除駆除駆除」
チェチェ「ああ」
チェチェ「全身全霊、命がけで恋してンだ」
チェチェ「この世界の誰にだって、負ける訳無い」
チェチェ「聞かせてあげよう、テユベスクの歌」
チェチェ「お前らは、ボクの思いの糧となり散れ」
>◯PCS03:コンスタンツァ裏路地〜チャーミング屋上(昼・雨)構成員を殺戮しながら、屋上へ向かうチェチェ。
ジンロウを狙う引き金に、指がかかるその刹那、
彼女は斧を振り下ろし、チェネレントラを殺害する。
BGM:蒼の旅人
http://www.muzie.co.jp/artist/a050563/チェチェ「昔っから、気に入らなかったんだよ?・・・チェネレントラ」
チェチェ「<元>高級官僚の娘だか何だか知らないケド」
チェチェ「同じ野良犬でも、持って生まれた臭いが違う」
チェチェ「下品な雄しか寄り付かねェ、下賎な出自のボクの側で」
チェチェ「アンタはいつもいつも、良いトコばかり・・・漁って盗ってく」
チェチェ「同じ孤児院出の、ワタシたち親友?」
チェチェ「馬鹿云ってんじゃねェよ。そんなの、これっぽっちも思っちゃいない癖に」
チェチェ「分かってんだよ、始めっから」
チェチェ「斜め上から見降ろす、アンタのその施しヅラした傲慢な善意は」
チェチェ「まァ、こちとら」
チェチェ「下賎なおかげで、下品な殺り方も揚々と出来る訳で」
チェチェ「こういう限界のやり取りだったら、全然・・・ボクの勝ち」
チェチェ「恨むんなら、上品で格好付けた、アンタの禿びたプライドでも」
チェチェ「堕ちたあの世で、精々悔やみな・・・!」
[VOON] /Users/238undieu/Desktop/PCS03(素材)エネレン「時間ね・・・ジンロウ」
エネレン「チェチェには悪いけど」
エネレン「ドブレチュル」
エネレン「カボチャのように、爆ぜて貰うッ!」
エネレン「はッ!?(背後にチェチェ)」
エネレン「チェッ・・・うげっ!(頭に一撃)」
エネレン「はっはッ!」
エネレン「ぐえ、んで・・・」
エネレン「んた、ここに・・・」
チェチェ「あー?」
エネレン「んげっ!んげっ!」
エネレン「パ・・・パ」
エネレン「ごめ・・んげっ・・・」
チェチェ「ハァハァ・・・」
エネレン「んごッ・・・」
エネレン「ふっ・・・(事切れる)」
チェチェ「ハァハァ・・・」
チェチェ「なんだ、意外とあっけないじゃない」
チェチェ「大佐も、アンタも、組織の連中全員揃って・・・何このザマ」
チェチェ「でもさ・・・これで終り、本当に全部終わり」
チェチェ「ジンロウを狙う全ての障害、一切合切オールデリート」
チェチェ「・・・んれ」
チェチェ「見給えよぉ・・・祝福のように、ホラ」
チェチェ「一瞬前の雨は止み、雲の間に間に差し込む光」
チェチェ「準備万端、
プレゼント」
チェチェ「この眼下には、愛しのジンロウ」
チェチェ「何をか迷おう、ブランチェット」
チェチェ「血染めの頭巾をここに捨て置き」
チェチェ「今や往かん、我が恋慕の最終決戦」
>◯PCS04:プリ・マルティエ(昼・晴)
何も知らぬジンロウの前に、ずぶ濡れで現れるチェチェ。
照れくさそうにプレゼントを手渡すと、手を取る二人は街へ繰り出す。チェチェ「ハァハァ・・・」
チェチェ「お、遅れてッ・・・」
チェチェ「遅れてしまって、ごめんなさい!」
ジンロウ「ん?」
ジンロウ「ブランチェット!」
ジンロウ「ああ嗚呼、そんなに気にしないで」
ジンロウ「お呼び立てしたのは、僕の方なんですから」
チェチェ「えへへ」
チェチェ「うん、うん」
チェチェ「あ!」
チェチェ「あ〜!」
チェチェ「そ、それでね・・・ジンロウ」
ジンロウ「?」
チェチェ「これ、どうぞ!」
ジンロウ「え?」
チェチェ「
プレゼント(前半小声)・・・
プレゼントです!」
ジンロウ「わざわざ?」
ジンロウ「や、そんな・・・照れるなァ」
チェチェ「んげッ?」
ジンロウ「いえ・・・でも嬉しいですよ」
ジンロウ「すごく」
チェチェ「ほ、本当ですか?」
ジンロウ「・・・あの」
ジンロウ「これ、今開けても?」
チェチェ「みッ!」
チェチェ「ちっちっちっ・・・今は、駄目です!」
ジンロウ「えー?」
チェチェ「後で、後でのお楽しみ!・・・えへへ」
ジンロウ「むーん、分かりました」
チェチェ「うんうん」
ジンロウ「えっと」
ジンロウ「じゃ、そろそろ・・・行きましょうか?」
チェチェ「おっ」
ジンロウ「(ウェイトレスを見て)お勘定」
ジンロウ「あ・・・お釣銭は結構です。長居してしまいましたし」
ウェイトレス「有り難うございましたー!」
>◯PCS05:コンスタンツァ市街(夕・晴)市街を往く、ジンロウとチェチェ。
束の間の平穏を楽しむ二人の、最後のデート。
BGM:穹夢〜そらゆめ〜
http://www.muzie.co.jp/artist/a037516/チェチェ「るんるん」
ジンロウ「んー、いい天気、いい匂い」
ジンロウ「何だったんでしょうねぇ、さっきの雨」
ジンロウ「今じゃこんなに、晴れ晴れしてるのに」
チェチェ「にひひ」
チェチェ「きっとそれは」
チェチェ「ボクの想いが通じたから、だと思います!」
ジンロウ「え?」
チェチェ「だって、命懸けでしたもん!」
ジンロウ「?」
チェチェ「にひひ」
チェチェ「秘密です〜」
ジンロウ「あ」
チェチェ「あ〜!」
チェチェ「これ、このお人形さん!」
チェチェ「かぁいいですー。うんうんかぁいい!」
ジンロウ「ふゥ・・・」
チェチェ「ほら、ギュって」
ジンロウ「うわッ」
チェチェ「こんな風に、こんな風に!」
ジンロウ「ちょ・・・ブランチェット」
ジンロウ「は、恥ずかしいですって・・・ホラ」
チェチェ「えへへ〜」
チェチェ「ハグハグー」
ジンロウ「まったく・・・ブランチェット」
チェチェ「・・・」
チェチェ「ねぇ、ジンロウ(小声で)」
チェチェ「ボクの事、好きですか?・・・好きですか?」
ジンロウ「(頭を撫でながら)・・・ええ」
ジンロウ「断言出来ます・・・好きですよ」
チェチェ「はぐ〜」
ジンロウ「あったかいなァ・・・」
チェチェ「はぐはぐ〜」
ジンロウ「こういう幸せが」
ジンロウ「こういう平穏が」
ジンロウ「いつまでも、いつまでも続いたらいいのにね・・・」
チェチェ「へ?」
ジンロウ「ねぇ、ブランチェット?」
チェチェ「んごっ・・・」
ジンロウ「僕は今日、ブランチェットに伝えたい事が、あったんです」
チェチェ「えへへ、ジンロウ」
チェチェ「どんな事・・・ですか?」
ジンロウ「え、と」
ジンロウ「ここじゃ、何ですから」
ジンロウ「場所、変えましょうか」
ジンロウ「ついて来て・・・くれますか?」
チェチェ「う・・・うん」
チェチェ「何処にでも、ついて行くよ」
チェチェ「ボクは、ジンロウの居る所なら・・・何処へでも」
ジンロウ「・・・ありがとう、ございます」
>◯PCS06:コンスタンツァ郊外の高台(夕・晴)高台で街を見おろすジンロウ。その背後にチェチェ。
告白と共に振り向くジンロウへ、向けられるチェチェの銃口。
チェチェの事を刺客と誤認したジンロウは、彼女を撃ち、その場を去る。
BGM:朝焼けに包まれて
http://www7a.biglobe.ne.jp/~perdendosi/index2.htmlジンロウ「すみません」
ジンロウ「こんな所まで」
チェチェ「ううん・・・そんな事、無いです」
ジンロウ「・・・」
ジンロウ「それで、話・・・というのはですね」
チェチェ「う、うん!」
ジンロウ「・・・」
ジンロウ「僕は、或る組織から・・・追われています」
ジンロウ「きっとそれは・・・ブランチェットも、ご存知の通り」
チェチェ「・・・」
ジンロウ「ですから、僕は」
ジンロウ「この国、ロムニアを・・・出る事にしました」
チェチェ「・・・」
チェチェ「やっぱり、知って・・・ましたか?」
ジンロウ「ええ」
ジンロウ「セクリタ・・・キミが組織の一員である事も、全て」
チェチェ「う、うん・・・」
チェチェ「そう、ですよね・・・」
チェチェ「なのに・・・いいんですか?」
チェチェ「こんな風に、こんな事してて」
ジンロウ「・・・」
ジンロウ「だけど、それでもね・・・ブランチェット」
ジンロウ「僕は、それでも僕は」
チェチェ「う、うん・・・」
ジンロウ「君の事を、愛しているんだ」
ジンロウ「だから」
ジンロウ「・・・」
ジンロウ「僕と一緒に、この国を出て欲しい」
チェチェ「え・・・?」
チェチェ「ジンロウ・・・」
ジンロウ「・・・ブランチェット」
ジンロウ「僕ら・・・独りぼっちの二人だから、きっと」
ジンロウ「・・・」
チェチェ「ぁぁ・・・」
チェチェ「本当に・・・」
チェチェ「きっと、この人なら」
チェチェ(だけど、確かめる為には)
チェチェ(想いを、確かめる為には・・・)
ジンロウ「テユベスク」
ジンロウ「テユベスクを、僕は伝えたい」
チェチェ「・・・」
チェチェ「ん・・・んぐ」
チェチェ「ねぇ・・・ジンロウ?」
ジンロウ「え?」
チェチェ「ボクの事、好き・・・なんだよね」
チェチェ「全てを知った上で、それでも・・・尚」
ジンロウ「・・・はい」
チェチェ「じゃ、さ」
チェチェ「最後まで、ボクの事・・・信じてくれますか?」
ジンロウ「え?」
チェチェ「ボクが何をしても」
チェチェ「ジンロウは、ボクの事を信じて・・・くれますか?」
ジンロウ「ええ・・・でも」
ジンロウ「それってどういう・・・(振り返る)」
ジンロウへ、銃口を向け立っているチェチェ。チェチェ「こういう事、なんだ」
チェチェ「ごめんね、ジンロウ」
ジンロウ「いえ・・・」
ジンロウ「分かりました」
チェチェ「・・・」
チェチェ「ジンロウ・・・」
チェチェ「ボク、あなたの事が・・・大好きです」
ジンロウ「ええ」
ジンロウ「僕も」
チェチェ「テユベスク」
銃声。
倒れ込むチェチェ。
ジンロウの手から、わき上がる硝煙。
ジンロウ、チェチェの側に歩いて行く。
チェチェ「うぐっ・・・ゲホッ、ゲホッ」
ジンロウ「やっぱり貴方でしたか」
ジンロウ「大佐が仕向けた、最後の刺客は」
チェチェ「あれ・・・じゅ、う?」
ジンロウ「にしても・・・流石です」
ジンロウ「わざわざ人気の無い所まで、標的を誘導する」
ジンロウ「僕の好意まで・・・計算済みだった訳ですね」
チェチェ「うた・・・れた?」
ジンロウ「しかし報われないな、カメリアも」
ジンロウ「彼女は貴方の事を、僕に託して死んで行ったんですよ」
ジンロウ「刺客じゃ無いと聞いていた筈が、この有様では・・・」
チェチェ「キャメ・・・ル?」
ジンロウ「まァいいです」
ジンロウ「最終的に、僕はこうして立っている」
ジンロウ「聖堂の奴らが囮だとすれば、恐らくは君が本命」
ジンロウ「これで大佐の策は、完全に潰えた・・・ククク、傑作だッ!」
チェチェ「ちが、うの・・・ジンろッ!(踏まれて)」
ジンロウ「ああもういい、喋らなくていいよ・・・ブランチェット」
ジンロウ「このまま、このまま・・・ゆっくりと死んでいってくれ」
ジンロウ「全く、一時でも未来を夢見た・・・この僕が甘かった!」
チェチェ「あがッ・・・がッ・・・」
ジンロウ「(銃を拾って)・・・それじゃ、さようなら」
ジンロウ「さようなら」
◯コンスタンツァ郊外の高台(夕・雪)高台に取り残されたチェチェ。
ゆっくりと雪が降り始め、彼女の廻りに積もって行く。
チェチェ「う、わ・・・」
チェチェ「いっ・・・ちゃう」
チェチェ「って・・・ちが、うんねン」
チェチェ「このままじゃ、アタシ」
チェチェ「只の、嫌な、女のまま」
チェチェ「終わるの・・・」
チェチェ「イヤ、だ・・・それだけ、は」
チェチェ「ああ」
チェチェ「せめ、て」
チェチェ「どう、か」
チェチェ「思い、を」
チェチェ「ボ、クの・・・」
チェチェ「おも、い・・・を」
チェチェ「ジン、ロウ・・・に」
チェチェ「ちぇッ・・・」
チェチェ「こ、んな・・・事、なら」
チェチェ「悪戯、するんじゃ、なかッ・・・た」
チェチェ「かな・・・えへ、へ」
チェチェ「ハグ、って、貰える、と・・・」
チェチェ「思った、ン・・・だけど、な・・・」
チェチェ「・・・ン」
チェチェ「んん・・・」
チェチェ「れ、とも・・・」
チェチェ「・・・ちが、う」
チェチェ「ひと、だった・・・の?」
チェチェ「ボク、の・・・想像、と」
チェチェ「うげッ・・・ゲホゲホ!」
チェチェ「おんなじ、事・・・ばかり」
チェチェ「くり・・・返して、ボク」
チェチェ「それ、でも」
チェチェ「それ・・・でも」
チェチェ「好、き」
チェチェ「テユ・・・ベスク」
チェチェ「アハ、ハ」
チェチェ「ば、か・・・だ」
チェチェ「ボク」
チェチェ「馬鹿だ」
>◯PCS07:コンスタンツァ郊外の駅(夜・雪)
汽車を待つジンロウ。ふと目にした夕刊紙で、大佐の死を知る。
チェチェのプレゼントを開封した彼は、彼女の真意に呆然と立ち尽くす。ジンロウ「(階段を降りながら)ふゥ・・・」
ジンロウ「・・・ん?」
地面に落ちた、夕刊紙を拾うジンロウ。
<貿易会社全焼事件。社長のセルゲイ氏死亡か。現場に銃撃戦の痕。抗争の可能性も>
<フランチェスカ聖堂、21番通りで相次ぐ爆破、大量殺人。少女の遺体も。関連は?>ジンロウ「大佐・・・?」
アナウンサー「臨時ニュースです」
アナウンサー「本日正午、喫茶店『ココーナ・ムゥ』で」
アナウンサー「店主のイリヤー・アマナール氏の銃殺遺体が発見されました」
アナウンサー「当局では、本日
コンスタンツァで発生した、一連の事件との関連性について・・・」
ジンロウ「はは・・・」
ジンロウ「こりゃ俺の粛清どころじゃ・・・なかった訳だ」
テレビを見やりながら、そのままプレゼントを開封するジンロウ。ジンロウ「ン・・・?」
ジンロウ「何だ・・・コレ?」
ジンロウ「薬・・・莢?」
ジンロウ「て・・・がみ?」
ジンロウ、チェチェの銃からマガジンを引き抜き、確認する。ジンロウ「・・・」
ジンロウ「ッ!・・・」
>◯PCS08:コンスタンツァ郊外の高台(夜・雪)雪に埋もれたチェチェ、今際の時を向かえる。
>◯PCS09:コンスタンツァ郊外の駅(夜・雪)事実におののき、佇むジンロウ。
>◯PCS10:チェチェ自室(夜・回想)ジンロウの処遇を巡り、
スターリンと口論するチェチェ。
スターリンの一言に激昂したチェチェは、突発的に彼を刺殺する。
◯回想物語全体の場面を挿入。経緯を振り返る。
楽曲:ジル http://www.muzie.co.jp/artist/a008521/
◯チェチェ自室(夜・回想)チェチェ「そ、そんなッ・・・!」
チェチェ「ボクの事、ボクの事好きにしたら」
チェチェ「ジンロウの事、見逃してくれるって・・・」
チェチェ「そう云ったじゃないかッ!」
スターリン「ああン?」
スターリン「家畜の分際で、馬鹿か?」
スターリン「親父の命令が、覆る訳ねェだろ!」
スターリン「ジンロウ、だったか?」
スターリン「テメェの前でぶち殺してやる」
スターリン「犬は犬らしく、豚は豚らしく」
スターリン「それがせめてもの・・・んがッ?!」
チェチェ「
スターリンッ!!!」
スターリン「の・・・ガキッ・・・」
スターリン「マジかよ・・・ぐッ」
チェチェ「クソッタレ・・・」
チェチェ「ジンロウの事は、お前にも、誰にもやらせない」
スターリン「ち・・・ぐしょッ!」
スターリン「ンぐひッ・・・」
チェチェ「お前らがそういうつもりなら」
チェチェ「ボクは、ボクは・・・」
◯終幕呆然としたジンロウの顔。楽曲の終了と共に画面暗転。無言のままエンディング。
◯エンディング・クレジットカノンの曲に合わせて、人形劇みたいにキャラを踊らせる予定。
本編を笑い飛ばすような、明るい展開に出来ればいいなぁと。
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