◎ココーナ・ムゥ店内(朝)カランコロンとベルの音と共に、入店するチェチェ。
カウンターのレイトンへ、パンを物色しながら歩いていく。
チェチェ「おーっす!主任ッ♫」
レイトン「いらっしゃ・・・あれ?」
レイトン「チェチェ君!」
チェチェ「えへへ」
チェチェ「ボクです」
レイトン「ん・・・?」
レイトン「今日って確か、お掃除の日じゃ?」
チェチェ「ぎゅ!そだよー」
レイトン「スターリンから、話は聞いてるんだよね」
レイトン「いかなくて・・・いいの?」
チェチェ「(パンを眺めながら)おっ、これおいしそうだねー」
チェチェ「うまうまー」
チェチェ「かゆうまー」
レイトン「ねぇチェチェ君・・・」
チェチェ「ゆー」
チェチェ「あ、そうだ主任ー」
チェチェ「大佐の居場所、知らないかな」
レイトン「え?」
チェチェ「(ふくれて)たいさー。パルコの居る場所」
膨れっ面でカウンターに座るチェチェ。
不意にひそひそ声で、レイトンに問いかける。レイトン「あー・・・」
レイトン「聞いてないの、スターリンから?」
チェチェ「いつもと同じだよ」
チェチェ「やる事やって、出て行っちゃった」
レイトン「ああ・・・そっか」
チェチェ「だから、ネ・・・ほら(ひそひそ声)」
チェチェ「勝手にお掃除しちゃったら、さ」
チェチェ「大佐の大きいお友達、またプンプンでしょ?」
レイトン「う〜ん、確かに・・・といいつつ」
レイトン「今日の清掃、完全向こうの直轄だからなァ」
レイトン「ウチのトコまで、そういう情報あがってないンだ」
チェチェ「うんうん」
チェチェ「そ、なんだー」
チェチェ「えへへ」
レイトン「でーい」
レイトン「しょーがないなァ・・・」
レイトン「ちょっと待ってて・・・んね」
チェチェ「(指を舐めながら)むーい」
呟きながら電話口へ向かうレイトン。
受話器を手に取り、先方と何事か話し始める。
その後ろ、虚ろな表情で背を見つめるチェチェ。レイトン「しっかしさァ・・・(翻って)」
レイトン「実際アレだよ、ジンロウのヤツ」
レイトン「まっさか西側だったなんてさァ」
レイトン「色々難儀だねぇ、チェチェ君も」
チェチェ「・・・」
レイトン「よっと(受話器を手に取る)」
レイトン「あ、どうも」
レイトン「や、ウチのが」
レイトン「はい?あ・・・ブランチェットですが」
レイトン「はい、大佐の居場所を」
レイトン「ええ、掃除の件だそうです」
レイトン「はいはい、支部ですね」
レイトン「へー、指揮をご自分で・・・成る程」
レイトン「はい、分かりましたー」
レイトン「はい、お世話様でーす」
受話器を置き、振り向くレイトン。
その眼前に、銃口を向け佇むチェチェ。レイトン「だってさ、って・・・え?」
レイトン「チェチェ君・・・?」
レイトン「あのさ、冗談は」
チェチェ「・・・(引かれるトリガー)」
レイトン「うぐっ・・・(レイトン、倒れる)」
返す言葉も無く、うめき声と共に倒れるレイトン。
チェチェ、死体を眼下に呟くと、そのまま店を出る。
チェチェ「そっか、大佐は支部なんだ」
チェチェ「1ダース、くらいかな」
チェチェ「数」
チェチェ「ゆわ、大変」
チェチェ「でも、了解」
◎ココーナ・ムゥ入口前(朝)ゆっくりと閉まる店舗の扉。
イーゼルに掛かる「臨時休業」の看板。チェチェ「頑張るよ、ボク」
>NEXT SCENE【PBS03(教会・朝)ジンロウ VS キャメロット】
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